トランプ氏、早期合意の可能性とカーグ島掌握の選択肢を示す
トランプ米大統領は29日のFinancial Timesインタビューで、米伊間の早期合意の可能性を示した。
彼は「イランの石油を奪うのが望ましい」と述べた。
また、イランの石油拠点であるカーグ島(イランが石油輸送の拠点として利用しているペルシャ湾の島)について言及した。
「掌握するかもしれないし、しないかもしれない。多くの選択肢がある」と語った。
トランプ氏は地上作戦も選択肢に入れているとし、イラン側の徹底抗戦姿勢が続くことを示唆した。
しかし、イランとの緊張緩和の見通しは立っていないと報じられた。
パキスタン外相、4カ国外相会合で米伊協議仲介とホルムズ海峡のコンソーシアム提案
パキスタンのダール副首相(パキスタンの副首相兼外相で、米伊ラン間の協議を仲介すると発言した政治家)兼外相は29日にイスラマバードで会合を開催した。
サウジアラビア、トルコ、エジプトの外相が参加し、イラン情勢と紛争早期終結策を協議した。
同会合で米伊協議をパキスタンで仲介し、数日以内に実現する見通しだと発表された。
会合はホルムズ海峡(事実上封鎖状態にある海上交通の要衝)の通航再開も議題にした。
サウジ、トルコ、エジプトは海峡を共同管理するコンソーシアム(連合体)案を提示し、米伊双方に伝えた。
各国外相は外交と対話が緊張緩和に不可欠と認識し、イスラマバードでの米伊協議開催を支持した。
米軍、強襲揚陸艦トリポリと増強部隊が中東海域へ配備
米中央軍は27日に強襲揚陸艦トリポリ(長崎県佐世保基地を母港とする)を中東海域へ派遣した。
同艦には沖縄駐留の即応部隊と第31海兵遠征部隊(31MEU)が乗船していた。
ニューヨーク・タイムズは31MEUの具体的任務は不明と報じた。
米軍は追加で約1万人の兵力を中東に配備し、総数は5万人超に達した。
トリポリの配備について、公式な目的は示されていない。