奈良・帝塚山学園で落雷、6名搬送 研修不足が事故防げた可能性

落雷で6名搬送、1名重体 帝塚山学園の事故概要

帝塚山学園(奈良市に所在し、帝塚山中学校・高等学校などを運営)は部活動中に落雷が発生した。落雷により中学生・高校生計6名が救急搬送された。そのうち重傷者3名を含む1名が意識不明のまま入院している。事故当時、雷注意報が出ていたが、多くの顧問教員が認識していなかった。

研修不足が事故防止に影響 調査委が提言

調査委員会は現場教員への聞き取りを行った。研修が実施されていれば事故防止の可能性を否定できないと指摘した。委員会は雷に関する知識が教職員や生徒の経験に委ねられている点を問題視した。個々の経験だけに頼る対策では安全が確保できない恐れがあると警鐘を鳴らした。気象庁が提供する雷予測情報の活用や、教職員への雷教育を実施することを提言した。

校長小林健、雷探知機・避雷針設置へ 安全基準策定へ

帝塚山中高等学校の校長小林健は、委員会の指摘を重く受け止めていると述べた。同校は雷探知機や避雷針の設置を進めている。さらに屋外活動の基準とマニュアルの策定を計画している。安全確保の具体的手順を整備し、再発防止に努める意向を示した。

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