中道改革連合、皇族継承議論で女性皇族夫婦の身分案と男系養子案が対立

中道改革連合、皇族継承議論で女性皇族夫婦の身分案と男系養子案が対立

議論開始と背景

中道改革連合(中道的立場の政党・政治団体)は、皇族数確保を目的に安定的な皇位継承に関する検討本部の初会合を国会内で開催した。
本部長の笠浩史(本部長)は、全党派の全体会議までに党見解をまとめるのは困難だと述べた。
同本部は結党直後の衆院解散・総選挙に合わせて結成されたため、皇族確保策の統一見解はまだない。
政府は有識者会議の報告書で、女性皇族の身分維持と旧皇族の男系養子の二案を示した。
自民党は衆院で三分の二以上の議席を確保し、皇室典範改正の推進が容易になると見ている。

提案内容と党内立場

第一案は、女性皇族が結婚後も皇族身分を保持し、配偶者と子どもは皇族としないというものだ。
立憲民主党系の議員は、配偶者と子どもにも身分を付与すべきと主張した。
公明党系の議員は、保守層への配慮から配偶者と子どもに皇族身分を付与しない方が適切と反対した。
第二案は、旧皇族の男性系統の子どもを養子として皇室に迎える案である(男系養子)。
公明党系はこの養子案を支持し、憲法上の問題は生じないと述べた。
立憲民主党系は、門地による差別の禁止に抵触する恐れがあるとして慎重な姿勢を示した。
本部長は、党内で約九人の立民系と十人の公明系が参加し、意見の隔たりが顕在化したと指摘した。

今後の見通しと課題

笠浩史は、所属議員にアンケートで意見を募り、集約作業を進めると述べた。
全体会議での中道案提示は、現時点では難しいと見込まれている。
政府は皇室典範改正案を国会に提出する方針で、与野党の議論を踏まえて審議が進む見通しだ。
日本維新の会も自民党と共に、早期の皇室典範改正を目指す姿勢を示している。

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